この日は最寄りの駅より電車に乗って東区のウィルあいちに向かった。朝から日差しが強烈です。自分は寒がりなので冷房の効いた電車は寒すぎるが、酷暑の日差しに頭はクラクラです。
地下鉄の名城線 市役所に着くと、そこからは歩いて行きます(^^)/
左側から名古屋市役所、隣が愛知県庁、離れて観えるのが栄町のテレビ塔です(^^)/
名古屋市市政資料館の前に目的の愛知県女性総合センター(ウィルあいち)があります。
私は、いざという時に話さないと困るので前もって原稿を用意しています。勉強会の昨日は発言する事はありませんでしたが、それぞれの専門家がカッコ良いんです。自分は浪花節じゃないと他人様の心なんて動かせないと思っています。だから、自分の中で一番きつい事をするのです。
原告の皆さん、それにご両親の皆さん、そして訴訟を進めて下さる弁護団の皆さん、そして、この場にいらして下っている、すべての皆さん、暑い中を勉強会に来て頂きまして、ありがとうございます。
薬害C型肝炎の宮井です。私のことを少し話させて下さい。
私は今から32年前にオートバイで交通事故を起こし足はその場で千切れました。義足です。
内臓破裂もしており
死ぬ一歩手前でした。
今は総合病院の医院長になっているお医者様から、宮井くんは、あと20年位で肝硬変から肝臓癌になって死ぬ可能性が高いと言われました。
そこで私は太く短く生きるという生き方に変えました。変えるというのではなく、そういう生き方しかなかったんです。
それが良かったのかどうかは判りませんが、32年間も経っても、まだ、生きています。
私は、何度も死に掛けていますが、未だに、様々な方面で闘っております。憎まれ者、世に憚るという言葉は、私の為にあった諺だと思っています。
さて、去年の10月末にお陰様で薬害肝炎は治癒しました。しかし、差別という物はついて回ります。残念ですが、これは本当の話しです。差別に負けない、柔軟な心を持って欲しいのです。
そして、まずは訴訟で勝つ事は大切です。それは勝たないと製薬会社は薬の研究までもしてくれないからです。
私は同じ薬害の被害者として
応援する事を誓います。