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8月16日  責任なき戦い

 昨日の朝も小雨が降っていたので、ラジオ体操は休んだ。日中に録画してあった「ノモンハン事件」という聞き慣れない戦争の番組を見た。

 10年という長い期間を取材につい合わせた司馬遼太郎氏は事件を取材していくうちに、こんな言葉を残した。

 自分は口惜しくて歯ぎしりをしていた。日本軍隊は、どれだけの命を無駄にしているのだろう。

 天皇を頂点とする大本営陸軍部、そして参謀本部→関東軍→現地軍(23師団など)は責任を負わせられ自決を半強要されていた。私の父親も軍医として満洲に行っている。本をもう一度読み返してみるとしょう。